考えよう。

みなさん、こんにちは◎
寝室改造計画で、プロジェクターを設置したセイタ先生です。

そしてより快適さを求め、無印の
考えよう。


人をダメにするクッション

を購入し、毎晩映画鑑賞してます。
日常に戻れるか不安・・・・。笑



さて、セイタ先生は幼少期から

自分で考え

て、判断し行動する教育をされてきた。

小学校低学年から自然や世界情勢など、夕食時にウルトラの父とディスカッションする日常でした。
一方的な大人の見解ではなく、必ずウルトラの父は

セイタはどう思う?
セイタならどうする?


と聞いてくれた。

こういった蓄積は、考える能力や、プレゼン力、自己解決能力が養われていくと、大人になって実感する。

子どもには難しい
子どもには関係のない話


として捉えられがちだが、現在起きている情勢に一番影響を受けるのは、子ども達が大人になった時だ。

だからこそ、100%理解できなくても、話すべきであり、考えるべきではないかと思う。


今回アポロキッズファミリーに考えて欲しいのは

「石垣島ゴルフ場&リゾート地計画」

である。

事業面積は
127.4万平方メートル
で、うち
ゴルフコース
23.96万平方メートル。

東京ドームで言うと

27個分

の森が消えます。


ゴルフ場関連でクラブハウス1棟、ゴルフ教室棟1棟(66室)を整備。宿泊施設はホテル10階建て1棟(120室)、9階建て1棟(100室)、5階建て2棟(61室、60室)、レジデンス5階建て2棟(60室2棟)、戸建てヴィラ(1階建て)58棟などをフェアウェイフロントのごとくホール脇に多数整備する計画。

経済効果は

237~268億円

の見込み。


さて皆さん、どうお考えになりますか?

まず子ども達とディスカッションする時に

注意

しなければいけないのは、

100対0

となる極端な考えを刷り込むことです。


子ども達と一緒に

3つ

の立場で考えることが重要。


1つ目は、開発賛成派。
ゴルフ場という娯楽施設があることで、世界中から観光客が訪れるし、プロの大会が開催される可能性だってある。
また石垣島でプロゴルファーを目指している子ども達にとっては、最高の練習環境と指導が受けられるようになるだろう。

そして確実に経済効果はある。
ホテルだけでなく、島内の中小企業にも大きな経済効果が生まれる。
さらに雇用も増える。
もしあなたが生活に困窮しており、このホテルが完成することによって
年収500万円
が約束されるのなら、どうしますか?

2つ目は、反対派。
小笠原諸島や屋久島など、離島の自然は何億年かけて
特有の生態系
を築いているため
希少動植物
の宝庫である。

また何億年かけて腐葉土化し、森には豊かな土壌がある。
雨水が染みこみ、土壌の栄養含んだ地下水が海に流れることで、世界的にも貴重な
サンゴ礁帯
が存在する。

離島の生物たちは、そこでしか生きられない依存型の種が多いこともあり、大規模な開発は
絶滅
する可能性が高い。

何億とかけてきた進化を、生き残ってきた多様な生物達を、人間の利益のために破壊してしてもいいのだろうか?

ホテルやゴルフ場を建設することによって、
光害
という2次被害も自然は受ける。

光に集まる昆虫達には死活問題なのだ。
そして石垣島と言えば天文台が設置されるほどの美しい
星空
だが、少なくとも影響はあるだろう。

そして人間がたくさん立ち入る事により、
2次3次
と、破壊影響は続く。

そこで考えなくていけないのは、自然保護は
利益
を生まない。

もしあなたの生活が困窮していたら、生活水準は変わらない。



3つ目は、建設に制限をかける塩梅派。
ホテルは作っても、ゴルフ場は本島にも県外にも、世界中どこにだってあるから、作らない。
また森は自然を残しつつも、別の利用方法で活用する。

一番ベストに聞こえるかもしれないが、規模は小さくなったとはいえ、人間の利益のために自然破壊はおきる。

そしてあなたの年収は
250万円
となってしまう。


様々な立場から考えて、

自分なりの答え

を出すことが、とても重要なのです。

答えに
善悪
はありません。

たった数十年で子ども達は大人となり、今度は彼らが国を作っていきます。
小さな頃から考えることを学ばなければ、地球にとって良い未来が作られていくことはないのです。


未来の子ども達のために、地球のために、ご家庭で考えていただけたらと思います。

では




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この記事へのコメント
セイタ先生、めいたんは大人だけど子どもです。特に先生のブログ読んでる時は子どもの時の記憶が蘇って嬉しくなります。
大人なのにコメント書いてごめんなさい。

セイタ先生はウルトラの父と幼少期から
セイタならどうする?どう考える?って
凄く素敵な家庭だったんだなって思いました。子どもって感じて動く生物なのに、家庭では考えて動いて判断する事を優しく教えてくれたウルトラのお父さんは本当にすごいです。

開発の事なんですが、子どもに分かりやすく説明しようとしない大人達がいますよね。
掘り下げたり、わかりやすい説明の方が
大人も子どももハッピーなのにと思います。

セイタ先生の説明は、本当にわかるんです。
入ってくる感じです。

善悪はないけど、悩ましいです。
最近、地震とか大雨とか変な気候で地球が
悲鳴あげてるから、開発なんかしないで
自然を大事にしないといけない。
でも人は欲張りさんだからもっと欲しいとか
本当は大事な自然をこわしちゃう。
原始人から弥生時代とかは自然と暮らしてきたのにね。あっ、なんか大人の僕が出てきたので終わります。
セイタ先生、応援してます。
Posted by めいたん at 2022年06月05日 07:52
めいたんサン<
おっ、いいですね~!
大人になっても子供の視点でいられるって大切で、大人になると何故かうやむやにして正当性だけを主張してしまいますよね‥‥。
ちなみに私は今でも精神年齢小3から変わらないと、身近な人であればあるほど言われます‥‥。笑

偶然にも今日の授業は電気がテーマで、原子力発電所について生徒達に話をしました。

科学技術の発見や発明は、科学者の純粋な知的好奇心からなるものです。

しかしそれをどう利用するかで、さまざまな問題が出てきます。

経済や戦争技術のための使用は、人間のエゴでしかなく、地球のためにはなりません。

そして一番難しい判断は、私たち人間にとって便利な利用だけど、地球にとっては問題が起きるパターンです。

一度便利な生活に慣れた人間は、アナログに戻れないのです。

めいたんサンがおっしゃったように、そろそろ本気で自然との共存または棲み分けをしなければ、地球の未来は悲しいことになるのは一目瞭然です。

本当にSDGSを考えるのであれば、新たに自然を破壊した必要以上のホテル開発をせず、予算がかかっても古くなったホテルを住宅地を買い取ってリノベホテル建設をしたり、ある物を有効利用する方法をとってほしいものです。

子ども達に伝える点で1番危険なのは、偏りすぎる価値観です。

この話を聞けば、おそらく自然破壊は悪、経済優先は悪、と捉えるでしょう。

しかし生活のため、仕事のために関わる人がいるのも事実です。

原子力発電は二酸化炭素を排出せず、火力発電よりも地球には優しく、そして地球温暖化対策にも理にかなっています。

また人間は電気のない世界には戻れません。

どんな決定にもメリットとデメリットがあり、そこを幼少期からしっかり説明し考えさせる習慣を身に着けさせることが重要なのです。

そしてそれが大人の役目です。

悲しいことになんくるはならないのです。

現代の子ども達が大人になって、何を選択するかは彼らの権利です。

人生の先輩として我々大人が、子ども達が地球のため人間のためにより良い選択が出来るように、後悔のない選択をしないように、しっかり考えさせる機会を作ってあげましょう☆

きっとアポロキッズは素敵な未来を切り開いてくれると、私は信じてます☆

幼少期はめんどくさいと思うこともありましたが、ウルトラの父には感謝しかありません。

っていうか、今でもよく議論しますよっ♪笑
Posted by アポロサイエンスアポロサイエンス at 2022年06月05日 23:03
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