アルキメデスのお話(王様の冠)
みなさん、こんにちは!
marchさんで開催しているRanwayさんのジュエリー展に、アポロキッズのAちゃんが来ていると連絡があったので、会いに行った。
私の車が駐車場に着いたことに気が付いたAちゃんが、
「モジャモジャが来た!」
と、愛のあるイジリをしていたそうです・・・。笑
5年目となる女子には、もはや威厳なんてないセイタ先生です。笑
今日はアルキメデスのお話の2作目。
「アルキメデスの王冠」
◆今から2200年ほど前のお話。
日本から右側のシラクサという小さな国に、キラキラした物が大好きなヒロエン王という王様がいました。

◆ある日王様が
「カッコイイ金の冠が欲しいんだが、腕のいい冠職人を連れてきてくれ」
と、家来にお願いしました。

◆「冠職人よ。私の大切な金を使って、世界一かっこいい金の冠を作ってくれないか!」
「へいへい、王様。私に任せてください!」

◆1週間が過ぎ・・・2週間・・・・3週間・・・・。
楽しみに待っていた冠が完成しました!
「王様から預かった金だけで作った、とても高価な冠が仕上がりました!」
王様はとても喜んだそうです。
しかし・・・・冠職人は心の中で
「へっへっへ~」
と不気味な笑いをしています。
どうしてだろう?

◆町の人々に自慢したくなり、王様はさっそく冠をかぶって町へ出かけた!
すると村人が、なにやら
ひそひそ・・・・
こそこそ・・・・
話を始めたそうです。
耳を傾け、よぉ~く聞いてみたら
「王様の冠は、本物の金じゃないらしい」
「ありゃあ、偽物だよ」
「王様は騙されたんだよ」
と噂していたのです。

◆偽物扱いされた王様は、ショックを受けお城へ戻り、家来を呼び出しました。
「せっかく作った冠なのに、村人に偽物だと噂話を言われた!
本物か偽物か調べてくれ!」
と言われた家来は
「困ったな・・・・・。どうやって調べたらいいのだろう?」
「そうだ!船を動かせた天才科学者アルキメデスなら方法を知ってるかもしれない!」

◆「アルキメデスよ。
村人に偽物と言われて困っておる。
そこで科学の力を使って、本物か偽物か調べてくれ!
ただしとても大切な冠だから、叩いたり、燃やしたり、切ってはならんぞ!」

◆アルキメデスはお家に戻り考えたが、調べる方法が思いつかず、とても困っていました。
「ん~・・・。
叩いて強度を調べるのもダメ。
切って調べるのもダメ。
溶かせて調べるのもダメ。
どうしたらいいのか・・・・。」
「ダメだ!全く思いつかん!
気分をリフレッシュするために、お風呂へ入ろう!」

◆お湯がいっぱいに入った湯舟に、浸かった瞬間、
「ザ~ッ」
っと溢れだした!
それを見たアルキメデスは何かを思いつき・・・

◆「ユリ~カ~!!!!」
と叫んだそうです!
これは昔のギリシャの言葉で
「わかったぞ!」
「発見したぞ!」
という意味です。
いったいアルキメデスは、何を思いついたのだろう?

◆何かを思いついたアルキメデスは、服を着ることも忘れ、叫びながらお家へ戻りました!!!!
「ユリ~カ~!!!!」

◆アルキメデスは水槽とお水を用意し、色んな物を入れて実験を始めました!
「水の中に入れると、浮かぶものと浮かばない物がある。
大きなキュウリは浮かぶが、小さな種は沈む。
水の中では重さの影響ではなく、これは中に詰まっている密度にヒミツがあるんだ!」
「水と油は同じような液体だけど、ちゃんと密度の違いがあるぞ!」
「という事は・・・、金鉱と冠を水の中に入れたら・・・・」

◆「王様、調べる方法がわかりました!
冠と同じ重さの金を、もう一度用意してください。」

◆「てんびんに吊るして、同じ重さなのを確認します。
それを水槽の中に入れると・・・
冠が金で出来ているのなら、中に詰まっている密度も同じなので、水中で吊り合います。
もし傾いてしまったら、冠は別の材料で作られた偽物というわけです。」

◆てんびんが傾いた!!!!
王様の冠は、なんとっ
偽物
だったのです!!!!
欲張りは冠職人が、王様から預かった金を盗み、別の金属で冠を作って騙していたことがわかりました!

◆こうしてアルキメデスは、浮き沈みの原理で冠職人の悪だくみを暴き、王様から褒美として金のメダルをもらったそうです☆
悪だくみをした冠職人は・・・・兵隊に捕まって牢屋に入れられたそうです。
「とほほ・・・。アルキメデスの目は誤魔化せなかった・・・。」

めでたしめでたし
紙芝居は実験後に披露するため、いまいち原理がわからず、ピンっと来ない方もいたかもしれません。
バケツでも湯舟でもいいので、いろんな物を入れて浮沈の原理を調べて見よう♪
さらにてんびんも使って実験したら、もっと理解度が増します!!!!
天才科学者アルキメデスを体感せよっ☆
では
marchさんで開催しているRanwayさんのジュエリー展に、アポロキッズのAちゃんが来ていると連絡があったので、会いに行った。
私の車が駐車場に着いたことに気が付いたAちゃんが、
「モジャモジャが来た!」
と、愛のあるイジリをしていたそうです・・・。笑
5年目となる女子には、もはや威厳なんてないセイタ先生です。笑
今日はアルキメデスのお話の2作目。
「アルキメデスの王冠」
◆今から2200年ほど前のお話。
日本から右側のシラクサという小さな国に、キラキラした物が大好きなヒロエン王という王様がいました。

◆ある日王様が
「カッコイイ金の冠が欲しいんだが、腕のいい冠職人を連れてきてくれ」
と、家来にお願いしました。

◆「冠職人よ。私の大切な金を使って、世界一かっこいい金の冠を作ってくれないか!」
「へいへい、王様。私に任せてください!」

◆1週間が過ぎ・・・2週間・・・・3週間・・・・。
楽しみに待っていた冠が完成しました!
「王様から預かった金だけで作った、とても高価な冠が仕上がりました!」
王様はとても喜んだそうです。
しかし・・・・冠職人は心の中で
「へっへっへ~」
と不気味な笑いをしています。
どうしてだろう?

◆町の人々に自慢したくなり、王様はさっそく冠をかぶって町へ出かけた!
すると村人が、なにやら
ひそひそ・・・・
こそこそ・・・・
話を始めたそうです。
耳を傾け、よぉ~く聞いてみたら
「王様の冠は、本物の金じゃないらしい」
「ありゃあ、偽物だよ」
「王様は騙されたんだよ」
と噂していたのです。

◆偽物扱いされた王様は、ショックを受けお城へ戻り、家来を呼び出しました。
「せっかく作った冠なのに、村人に偽物だと噂話を言われた!
本物か偽物か調べてくれ!」
と言われた家来は
「困ったな・・・・・。どうやって調べたらいいのだろう?」
「そうだ!船を動かせた天才科学者アルキメデスなら方法を知ってるかもしれない!」

◆「アルキメデスよ。
村人に偽物と言われて困っておる。
そこで科学の力を使って、本物か偽物か調べてくれ!
ただしとても大切な冠だから、叩いたり、燃やしたり、切ってはならんぞ!」

◆アルキメデスはお家に戻り考えたが、調べる方法が思いつかず、とても困っていました。
「ん~・・・。
叩いて強度を調べるのもダメ。
切って調べるのもダメ。
溶かせて調べるのもダメ。
どうしたらいいのか・・・・。」
「ダメだ!全く思いつかん!
気分をリフレッシュするために、お風呂へ入ろう!」

◆お湯がいっぱいに入った湯舟に、浸かった瞬間、
「ザ~ッ」
っと溢れだした!
それを見たアルキメデスは何かを思いつき・・・

◆「ユリ~カ~!!!!」
と叫んだそうです!
これは昔のギリシャの言葉で
「わかったぞ!」
「発見したぞ!」
という意味です。
いったいアルキメデスは、何を思いついたのだろう?

◆何かを思いついたアルキメデスは、服を着ることも忘れ、叫びながらお家へ戻りました!!!!
「ユリ~カ~!!!!」

◆アルキメデスは水槽とお水を用意し、色んな物を入れて実験を始めました!
「水の中に入れると、浮かぶものと浮かばない物がある。
大きなキュウリは浮かぶが、小さな種は沈む。
水の中では重さの影響ではなく、これは中に詰まっている密度にヒミツがあるんだ!」
「水と油は同じような液体だけど、ちゃんと密度の違いがあるぞ!」
「という事は・・・、金鉱と冠を水の中に入れたら・・・・」

◆「王様、調べる方法がわかりました!
冠と同じ重さの金を、もう一度用意してください。」

◆「てんびんに吊るして、同じ重さなのを確認します。
それを水槽の中に入れると・・・
冠が金で出来ているのなら、中に詰まっている密度も同じなので、水中で吊り合います。
もし傾いてしまったら、冠は別の材料で作られた偽物というわけです。」

◆てんびんが傾いた!!!!
王様の冠は、なんとっ
偽物
だったのです!!!!
欲張りは冠職人が、王様から預かった金を盗み、別の金属で冠を作って騙していたことがわかりました!

◆こうしてアルキメデスは、浮き沈みの原理で冠職人の悪だくみを暴き、王様から褒美として金のメダルをもらったそうです☆
悪だくみをした冠職人は・・・・兵隊に捕まって牢屋に入れられたそうです。
「とほほ・・・。アルキメデスの目は誤魔化せなかった・・・。」

めでたしめでたし
紙芝居は実験後に披露するため、いまいち原理がわからず、ピンっと来ない方もいたかもしれません。
バケツでも湯舟でもいいので、いろんな物を入れて浮沈の原理を調べて見よう♪
さらにてんびんも使って実験したら、もっと理解度が増します!!!!
天才科学者アルキメデスを体感せよっ☆
では